イケてる会社というのは、きっと優秀な社員の集合体なはずバリ!じゃあ「優秀な社員」って?

宇宙人
これからの会社に必要な優秀な人材って何ですか?
M・T
どんな組織も一種類の人材だけじゃやっていけないけど、鍵を握るのは、優秀な「バカ」だと思っています。
宇宙人
バカなのに優秀って、どういうことバリ!?
M・T
論理的で計画的で利口な人間というのも必要ですが、最後は利口な人間というのはバカに勝つことはできないんです。利口な人間というのはその聡明さが災いして、ついリスクばかりに目がいってしまって素早い行動ができなかったり、論理をぶっ飛ばしたクリエイティブなジャンプというのが不得手です。反対にいいバカというのは空気なんて読まず、真っ先に手を挙げて、とりあえず行動する。バカだから「失敗したら恥ずかしい」とか、「うまくいかなかったらどうしよう」というブレーキがあまり機能せずに突っ走る。だから、お利口な人がグズグズしている間に、手を挙げるバカが大きなチャンスをものにするわけです。
宇宙人
これまではどうだったバリか?
M・T
メーカーですから、コツコツと技術を磨き、確実に前進していくことが非常に重要でしたし、これからもそこを軽視してはいけません。ただ、これからどんどん市場も社会も技術も変化のスピードを増していくことを考えると、このままではいけません。例えばシリコンバレーのようなリーンスタートアップ(編集部註:完成度の高い状態で新製品を世に出すのではなく、多少未完成でも早く世に出してその反応を見つつ、高速で改善を図っていく開発スタイル、または起業スタイル)のエッセンスを、大規模メーカーも取り入れていく必要があります。そうしたときに、プロジェクトを成功させたい強い情熱をもっていち早く動く1人のリーダーと、多数の技術をもったお利口、商談が得意なお利口、事務作業が得意なお利口が集まれば、スピーディーに、そして夢のある突き抜けたプロダクトを創り出しやすいはずです。
宇宙人
実際、そういう人は成功している社長に多い気がするバリ。
M・T
うちの会社の歴代の名物社長や、世の中を席巻するイノベーティブな商品を開発したリーダーには、そういう人が多いです。もちろんそういう人は、単に「バカ」なのではなくて、知識に対して鬼のように貪欲なので、ものすごい博識だったり技術を持ってたりもします。だから、優秀な「バカ」。そういう意味では、原点回帰とも言えますが、昔はいろんなことがおおらかで、そういう人が自然にちょくちょく出てきた。これからは、コンプライアンスをはじめとした社会的要請や制約の中で、ある種人為的に、優秀な「バカ」を育んでいけない。逆にそれができれば、本当に強い会社になると思います。

お利口になることは簡単なことバリ。いろんな事情、いろんな制約、いろんな負の感情をはねのけて、突破できる「バカ」力が、これからの会社、これからのビジネスには必要バリ。

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