人生は一度しか無い。だから常に果敢にチャレンジし、高速でキャリアアップしていくべきバリ!

会社の同期がどんどん辞めていった

宇宙人
Youと同じニッポンという国では、新卒社員の3年離職率は30%を超えているバリ。周りもどんどん行動を起こしてるバリ?
M・C
そうですね。もともとウチの会社は、離職率がそんなに高くないんですけど、私くらいの代あたりから増えてきた印象です。入社後に人事部から聞いたのですが、私らを採用した年の人事部内での採用コンセプトが、「起業家精神のある人材を採る」だったそうです。で、実際結構な数が辞めて会社を起こしていきました。戦略通りの採用はできたんでしょうけどね。
宇宙人
なんとも皮肉な話バリ。でも、その結果を見ても、やっぱり優秀な人ほど早く辞めていくってことバリ。
M・C
確かに、ITベンチャーを起業した人、外資系コンサルに行った人、海外留学した人などなど、いろんなパターンがありますが、辞めていった仲間は優秀なやつが多かったですね。ただ、会社にとどまっている同期や、上の世代の社員にも、優秀な人は多いです。自分より圧倒的に経験が豊富だったり、圧倒的にシャープな判断ができたり、圧倒的に大胆だったり。そういう多種多様なスゴい人たちと、日常的に一緒に仕事できるのは本当に面白いです。自分の苦手なタイプの人や、接点が無さそうな人との半強制的な出会いも含めて。これは大企業ならではの魅力だと思います。

ヘッドハンティングを機に、「なぜ自分はここにいるのか」を問いただした

宇宙人
自分自身は、辞めようか迷ったことはないバリか?
M・C
ありますよ。何度か。でもある時を機に、迷いはなくなりました。それは、外資系保険会社からヘッドハンティングのお誘いを受けた時です。大きな裁量と役職が与えられて、年収も倍以上になるという話でした。少し手を伸ばせば、その働き方が手に入る。ちょうど、しんどい仕事が重なったタイミングだったというのもあって、正直少し気持ちが揺らぎました。今まで感じたことのない感覚でした。その気持ちを整理するには、否が応でも自分問いたださざるを得ませんでした。「なぜ、自分はここにいるのか」と。確かに、大きな案件の統括を任せてくれたり、社として進出を狙う国への派遣メンバーとして推薦してくれたりと、自分に期待してくれる上司がいて、それを苦労してモノにしていくというのは、大きなやりがいがありました。ただそれは、他へ行ってもできるかもしれない。先の、スゴい人との出会いというのも、他の大企業でも得られるかもしれない。そう思うと、辞めない理由って、あんまりないなって。

現場を知らない“上”にはなりたくない

宇宙人
話きいてると、Youは結構優秀っぽいな。でも結局、辞めなかったバリ?
M・C
ええ。どうするか迷っていたある時、一般的な企業でいう本部長クラスのかなり偉い方が、私たちの営業部フロアにふらっと立ち寄ってて、その人が僕を見つけるなり言ったんです。「おお、C君!なんだか浮かない顔してるなあ。転職でも考えてるのか?」って。顔に出てたんですかね。日常的に会ってるわけでもないのに、一瞬で何かを感じたんでしょう。そういう人なんです。いつも現場と触れることを大切にしいて、社員の心を掴むのも上手い。そしてその時、ハッとしました。一つの会社に居続ける意味はこれだって。いくつになっても、いくら偉くなっても、現場の末端を体験して、その実情をちゃんとわかってる大人になりたいということです。踊る大捜査線の室井さんみたいな。現場を深く理解しないまま、裁量やポジションがランクアップしていっても、経済合理性か自分の勘違いを振りかざして、現場を不幸にしてしまうかもしれない。そうはなりたくないという自分の価値観に気づきました。そこから迷うことはなくなりました。
宇宙人
確かに、企業には数字には必ずしも表れない、透明なDNAみたいなものがあるバリ。宇宙人も同じバリ。
M・C
企業としては、外部のDNAを持ってきて混ぜるというのも、一つの合理的な方法なんでしょうけど、自分としては、DNAを共有する仲間たちと、新しい視点、外部の風を取り入れて行ってセルフアップデートしていく方が、地に足が着けられていいなと思っています。

最近の地球人は、どうもキャリアの「広さ」ばかりを気にしていて、その「深さ」をあまり見ていないみたいバリ。変化の時代を生き抜くヒントがありそうバリ。

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