Webマーケティング会社 女性部長そして…。夢中で働いていた!私が、したくない残業

子どもがいても専業主婦にならずバリバリ働いている女性がいたバリ!育児をしながらなんでそんなに仕事に全力投球できるバリか!?女子大生2人がその真相を聞いたバリ!!宇宙人調査員 No.005 バリバーリ モーレツ、熱血、全力だ!がポリシー。前時代的発想の持ち主だが、時々本質を突く。
学生調査員 No.002

学生調査員 No.002

宇佐美ノカNOKA USAMI

とにかく可愛いものが好き。食べ物はスイーツよりも辛いものが好き。専業主婦に憧れつつ、無事就活を乗り越え社会人になる準備中。

学生調査員 No.005

学生調査員 No.005

森下ミホMIHO MORISHITA

都内の帰国子女。ミント味が好き。山登りが好き。ゲーム実況も好き。話聞いてるのに興味無さそうとか言われる。将来は犬を飼いたい。

INTERVIEWINTERVIEW

株式会社Macbee Planet髙村佐知SACHI TAKAMURA

株式会社Macbee Planetコンサルティング本部の部長兼プロダクトPRグループのマネジメントをしている。働くことに前向きで子育て熱心。仕事と家庭を両立するキャリアウーマン。夫、小学4年生と6年生の娘2人、犬と暮らしている。

―私たちは専業主婦になりたい。ほんとにほんとにそう思っている。でも結婚して、子どもがいても働いている女性もいる。なぜなんだろう?お金のため?そんなことを考えていた私たちが恥ずかしくなるくらい、いきいきとした人に出逢った。
「楽しければ時間なんて忘れるのよ。」 あーーーー、仕事とか専業主婦とか余計な先入観に私、何か振り回されていたのかも!大切なのは楽しいってことじゃないかって知ったインタビューを皆さんにお届けします!

ノカノカ
私の母は専業主婦に近い形で働いていて、幼い頃から手をかけて育ててもらってきました。私自身、就職活動を終え、働きたいと思える会社に出会えましたが、将来は家庭に時間を費やしたいと思っています。専業主婦に憧れるんですよね。
ミホミホ
私は就活を控えていて、専業主婦をすごく身近に感じています。その一方、仕事をしたい!っていうような友達も多くいて、バリバリ働く女性への考え方に興味があって知りたいなって思ってます。
ノカノカ
髙村さんはお仕事を始める時、お仕事に対してどんな印象を持たれていましたか?

株式会社Macbee Planet 髙村さん私も最初は働くことに執着することはなくて、適度なタイミングで結婚して専業主婦を目指したいと思っていました。家でのんびり暮らしたいなあ、それでいいかなって。私の母が専業主婦だったこともあり、母が家にいないという時がなかったし、祖母や母が帰ればお帰りと言ってくれる環境で、二人の言ってくれたことに近いけど、専業主婦が一番身近だったのかな。

エッ
ミホミホ
髙村さんも専業主婦志向だったんですね。

株式会社Macbee Planet 髙村さん最初に就職したマーケティングの会社ではやりたいこともなく淡々と働いていたんです。そのあと体調を崩して転職したのですが、そこでもやりたいことを見出せずにいて。そんな時、ちょうど世間ではインターネット回線が発展し、Webコンテンツが増えていった時代だったので、ホームページの作成・デザインに興味を持ち、その関係の仕事をしたいと思って会社を辞め、学校に半年間通い、GMOインターネットに入社しました。

ノカノカ
興味を持って行動出来るってすごいですね。
ミホミホ
GMOに転職されて、仕事への意識に変化はありましたか?

株式会社Macbee Planet 髙村さんそこでは、出会った上司に沢山お仕事を任せてもらえるようになりました。上司に信頼してもらえたからだと思います。それがきっかけで仕事が楽しくなりました。サイトやWebコンテンツを作ったり、プロダクトを自分で考えて作る。自分のいろんなやりたいことを挑戦させてくれる。という経験から働くことが楽しくなったんです。

ミホミホ
そうなんですね。信頼をもってもらえたら、頑張らなきゃって思うかも…。働くことが楽しくなった経緯をもう少し詳しく教えてください。

株式会社Macbee Planet 髙村さんドメインやサーバーなどのインフラ事業や、営業事務、キャンペーン、マーケティングなど、初めて挑戦するものが沢山あり、それらについてもっともっと知りたいと思ったんです。私は非常に没頭するタイプなので、とことんやり切りたいと思いましたね。インターネットが急激に成長している時代でしたので、それに関われるならどんな仕事でも挑戦したいと思いましたし、この波に乗って働けたら世の中の動きに一緒に乗って絶対に楽しめるに違いない!と、インターネットの可能性にとてもわくわくしていたと思います。

ノカノカ
そうなると、お仕事にお時間を多く割いたりとか…例えば、残業とかはありましたか?

株式会社Macbee Planet 髙村さん絶対残業もしたくない、ダラダラしてたいと思ってたけど、GMOで働いていた時は朝に帰るということもありました。気づいたら終電がなくなっていたんです。でも、それだけ楽しくて没頭出来ていた仕事でした。これをやったらどういう結果がでるんだろう、自分の仕事がどのように世の中に広がっていくのかを考えたらすごい気になったんですよね。

わあ
ノカノカ
朝までですか!そんなに没頭出来る仕事があるんですね。

株式会社Macbee Planet 髙村さんそんな中、27歳で結婚し子どもを授かりGMOで育休を2回取得しました。

ミホミホ
仕事がとっても楽しいなって思われていた時に、子どもさんが生まれたわけですね。職場復帰されたあと、育児をしながら仕事をすることに葛藤はありましたか?

株式会社Macbee Planet 髙村さんもちろんありました。夫とも喧嘩はよくしました。長女が生まれた時は役職をもってバリバリ働いていたのに17時とかに迎えに行かなきゃいけなくて。「ほんとはもっとできるのに!!!」っていう気持ちがありましたね。それがどんどんどんどん溜まっていって…一度夫に不満を全部打ち明けたことがあります。その時に夫に「代わってもいいよ。僕が専業主夫になってもいい」っていわれた時にハッと気が付いて。夫より稼げるわけでもないし、偉そうなことを言ったなって思ったんです。なので与えられた時間内でどれだけパフォーマンスを上げられるか考えるようにしようと切り替えました。そしたら気が楽になりました。出産して間もない時期に仕事だけに没頭しないでちゃんと成長が見られることに幸せを感じられるようになって。

ミホミホ
産休をとって子どもと過ごす時間をもったことで、いっそお仕事を辞めて家庭だけに専念しようと思ったことはありましたか?

株式会社Macbee Planet 髙村さんいいえ、仕事が楽しかったから、その考えは全くなかったです。やりがいをGMOから沢山頂いていました。それがやっぱり一番大きいですね。お金が欲しい、生活のために働きたいではなく、仕事をしている時間がストレス発散でした。自分が生き生き出来るんです。子育てでまいっちゃうお母さんもいて、仕事のように相手の気持ちが分かるわけではないし、初めてのことだから思うようにいかないことがたくさんあるんですよね。でも私は仕事をしながらリフレッシュをして子どもに会いに行くというサイクルが出来ていきました。

ノカノカ
仕事でリフレッシュ...!子育てがどれだけ大変かが伝わってきますが、それ以上に髙村さんが非常に仕事が好きであることが伝わってきます。産休後仕事ではどんな活躍をされていたんですか? 

株式会社Macbee Planet 髙村さん子どもが1歳の時に職場復帰をして、海外出張にも行っていました。子どもたちも泣かずに分かってくれていて、子どもの成長にも繋がったと思います。会社の制度をつかって時短勤務をし、その後はフルタイムで働いて自信をつけました。
その後、自分の力を試してみたいと思うようになって、Macbee Planetに転職しました。

ミホミホ
信頼関係を築けた上司との関係をリセットし新しいチャレンジをすること、やりがいを得られた仕事を離れ転職することへの不安はなかったんですか?

株式会社Macbee Planet 髙村さん全くなかったです。信頼を得た会社を辞める不安はなく、どこへ行ってもやり切れるという自信がありました。すべて自分が一から担当して、会社のサービスの上流から下流まで担当してといわれてもやり切れる自身があったんです。シミュレーションが出来ていました。GMOって会社は大きいですが、基本的に仕事は分業、セグメントに分けられ、一人でこのサービスをみてという機会が多かったため、自信がついていたと思います。

ノカノカ
実際に結婚される前と家庭を持った後を比べて、調節しなければならないことがあると思います。例えば仕事があって家庭に時間を費やせないとか。そんな悩みはありますか?

株式会社Macbee Planet 髙村さん家庭を持ってから帰る時間を意識して今日は早く帰ってご飯を作って子どもたちと食べようとか、そういう時間を出来るだけ作っています。子どもたちが小さい時から当たり前のようにお母さんがいないという面ではかなり自立はしています。でも、子どもたちにとってそれが幸せかどうか考えたら人によりますね、、

ノカノカ
なるほど、、そのようにして仕事と時間の両立しているんですね。髙村さんの具体的な1日のスケジュールが気になります。

株式会社Macbee Planet 髙村さん10-19時が定時なので基本は10時に出社し、そこからミーティングが多いです。お客様のところにご訪問をし、定例、外出とミーティングで1日が終わります。私の部署は、コンサルティングの部門なので、クライアントへマーケティングの支援をさせて頂いています。出張もあったりとかして、座って作業したりする時間は比較的少ないです。お客様との会食も多く週に1回のペースであります。それ以外の日は家に帰ってご飯を作っていて、帰れる時はなるべく早く帰っています。

ミホミホ
平日はやはり忙しいんですね。お休みの日はどうしていますか?

株式会社Macbee Planet 髙村さん子どもたちの習い事、病院、自分のメンテナンスなどです。また、日々勉強してないとマーケティングは変わっていくため、本を読むようにもしています。子どもたちと一緒にコメダ珈琲に行って2、3時間読書の時間を取っています。子どもとはご飯を食べながらそういう時間を取ったり、家事、犬のお世話を一緒にやっていますね。仕事が忙しい時期は、合間に仕事をすることもあります。

ノカノカ
充実していますね!!家族4人で過ごす時間はどのように確保しているんですか?

株式会社Macbee Planet 髙村さん基本的には土日に一緒に過ごすくらいです。平日は7時に帰るけど、子どもは習い事、上の子はダンスをしていて自分よりも遅いこともあるくらい。みんなそれぞれバラバラにやることをしています。

ミホミホ
土日だけしか一緒の時間をとれなくて一体感がなくなると感じることはないんですか?私の中には家族って毎日一緒に過ごすのが理想的っていうイメージがあるのですが。

株式会社Macbee Planet 髙村さんみんなそれぞれやりたいことがあって、やりたいことがそれぞれ出来る環境を尊重しています。みんな一人で行動することに違和感は全くないし、だからこそ家族の絆が薄れるとかそういうことも全く感じないです。私自身も一人の時間が好きだし、夫もそうですね。

ノカノカ
それぞれが個々に自立なさっているのを感じます。ある意味、家族内でのルールとして徹底されているように感じますが、そこに至るまでに何かありましたか?

株式会社Macbee Planet 髙村さんもちろん子どもたちはお母さんがいないということに泣くこともありました。20時まで保育園に預けていたこともあり、そういう日は保育園のご飯を食べていましたし、私が作るよりも健康的な物を食べているはずなのに、適当でもいいからお母さんの作ったご飯が食べたいと泣かれたことがありました。そんな子どもの姿を見ていると、こんな働き方していいのだろうか……という迷いがあり、家族で話し合いましたね。2人目の子どもが出来てからそういうのは減ってきたんですが、何かあればその都度家族で話し合いを繰り返しました。
そんな葛藤も受け入れながらうまく両立していかないといけません。

うーん
ミホミホ
お母さんのご飯が食べたい。やっぱり子どもはお母さんのことが好きなんですね。。どのように解決したんですか?

株式会社Macbee Planet 髙村さんお母さんが家にいておかえりって言ってくれたり、ご飯を作ってくれているのって暖かいイメージがあるじゃないですか。そういう生活と、お母さんが毎日働いていて、時々お休みの日に美味しいご飯を食べたり、おしゃれなカフェに行ったり、欲しいもの買えたり、たまにある贅沢どっちがいい?と聞くと、たまに楽しみがあるほうが頑張れる!と言ってくれたんです。そうやってちゃんと子どもたちに選んでもらって、受け入れてくれるようになりました。私が一方的にならないようにコミュニケーションを取っていましたね。

ノカノカ
家庭内のコミュニケーションをきちんと確保するのは大切ですね。きちんと自分の判断で選択させて受け入れさせていくのは子どもの成長にも繋がりそうですね。でも、逆に毎日お母さんいて欲しいと言われたらどうしましたか?

株式会社Macbee Planet 髙村さん仕事を辞めるかそういう生活をしながら出来る仕事を探したと思います。

ミホミホ
やはりそこは家族優先なんですね。そのような中で家庭と仕事の両立の難しさを感じますか?

株式会社Macbee Planet 髙村さんそれを感じてしまうと続けられないと思っています。自分で工夫して乗り越えることが大切。例えば、子育てという理由で時短勤務をすると、時短でなく働いている人と同様に評価されるべきじゃないっていうような雰囲気があったりするんだけど、そう言われてしまうとやっぱり悔しいです。そんな時は絶対に実力で数字伸ばしてやる、限られた時間の中で集中することが結果に繋がるという考え方をするようにして乗り越えてきました。だから苦痛や辛さを感じることはそんなになかったし、そう思わないようにしてきました。

ピーン
ノカノカ
自分で工夫したり捉え方が大事なんですね。私は子どもが生まれたら家庭とか子どもが一番優先になると考えていましたが、お仕事している時に子どものことが気になって早く帰りたいと思ってしまうことはありますか?

株式会社Macbee Planet 髙村さんないです。切り替えが大事だと思います。子どもはいま保育士さんに預けて面倒を見てもらっているから、自分は仕事に集中してやりたいことをやる。そういうメリハリを持つのがいいと考えています。

ミホミホ
そんなお母さんの姿をみて、子どもたちにこう育ってほしい、学んでほしいと思うことはありますか?

株式会社Macbee Planet 髙村さん仕事の中で、たくさんの出会いや気づきを得たり、はたまた自分に向いてる向いてないとか、そういうことを色々考える機会があります。そういった仕事について普段考えていることを子どもに話してあげたいのですが、ちょっとまだ子どもは仕事について具体的に考えるには早いのでその時期が来たら話し合えたらなって思ってます。

ノカノカ
そうなんですね。まだ小学生の子どもさんですからね。

株式会社Macbee Planet 髙村さんあと、将来目指したいものは、小さい頃から持っていてほしいです。成長とともにコロコロ変わっていくのはいいけど、その時々で何になりたいかを聞くとパッとでてくるような子に育って欲しいし、育ってくれています。それから、一人の人間として力をつけていってほしいから、自分で出来ることを増やしてあげたいと思う。子どもたちの夢は変わっていくものだけど、やりたいことに向かって自分で推進していける力をつくってあげたいです。

ミホミホ
最後に、バリバリ仕事される前の、専業主婦になりたいと思っていた頃の自分にメッセージを送るならどんな言葉を贈りますか?

株式会社Macbee Planet 髙村さんたとえ目の前の仕事が面白くないと思ったとしても、頂いた仕事の一つ一つがチャンスだと、ありがたいと思ってチャレンジしてほしいです!今は修行だと思って頑張れば、いつかその先に面白いと思える仕事に出会えるはず!だから仕事って面白いんだよって!って伝えたいです!

ノカノカ
たとえ仕事が楽しくないと思っていても、すぐに投げ出すのではなく、この先楽しいと思える仕事に出会うためだと意識すれば、モチベーションに繋がったり、能力をつけて次のステップに行こうと努力できますね。その中での人との出会いを大切にしていきたいです。
子育ての面では、たとえ子どもとの時間がたくさん確保出来なくても、コミュニケーションの時間を上手に確保したり、ママが仕事をすることをきちんと受け入れてくれるようにするということが印象的でした。お子さんが言っていた「かっこいい自慢のママ」憧れます。
ミホミホ
お仕事の過程で自信がついていったというお話を伺って、目先の就活だけに気を取られてはいけない、それ以降の自分の姿を描いた上で今やるべきことをやらないといけないなと思いました。専業主婦になりたいと思っていた私は自分が働くイメージが全然湧いていませんでしたが、自立して自信を持ち、仕事と家庭を両立出来る女性に理想的なお母さん像がある気がします!
調査結果|子どもがいても一人の女性として、自分の人生としてバリバリ働きたいと思うのは当然バリ!2人は女性としての生き方について改めて考える良い機会になったみたいバリ!